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2013年度の総会は決議を採択し、閉会しました。

総会は、一部で お話「主権者となる君たちへ」と題して教育実践の報告、続いてふたりの方から学校現場の実態が語られました。いま学校がどれだけ厳しい状況に置かれているのか、息をのむような内容も語られました。
 決議を紹介します。

決議

 教育が子どもの未来を閉ざしてはなりません。

 アベノミクスという「改革」の教育版は、本来政治的に中立であるべき教育委員会を廃止し、首長の支配下に置くという政治の下部にしようとする動きが出てきています。
 また、子どもたちに「心の教育」と称して道徳に評価制度を導入して、特定の価値観を植え付けようとしています。社会規範を特定の価値観に基づいて導入することは、一種の思想統制であり、専制政治への道を開くものにつながります。
 更に、最近では憲法96条を改正し、改憲しやすくして世界に誇るべき日本国憲法の平和主義と国民主権、基本的人権の尊重という精神をないがしろにしようとする動きが盛んに広められています。このことは戦後の民主主義を根底から覆し兼ねない動きです。
 今まさに、民主主義の危機が迫りつつあり、教育と学校にもその波はひたひたと押し寄せています。

 憲法改正や教育を政治の支配下に置こうという流れは、子どもたちの身の回りにも有形無形の圧力として降りかかり、いじめ自殺の増加、体罰の多発や、全国一斉学力テストによって学校間格差を広げ、「できる子」と「できない子」に区別する差別・選別の教育が定着してきつつあります。
 本来学校は、子どもに「民主的、平和的で、真実と正義を愛仕、日本の未来を背負って立つ人間」としての基礎を身につける場でなければなりません。
 今、学校では必ずしも子どもたちが安心して自分の能力を伸ばし、希望を実現し、成長できる場が保障されているとはいえません。
 学校の諸活動は、地域の実情に合わせて作成された教育計画に基づいて実施されるべきものですが、さいたま市でも社会の要請という名目で、場当たり的な施策が次々と導入され、学校がこれに振り回され、子どもたちの実態に合わせた教育の実施が、困難になりつつあり、子どもたちが安心して学べる場が失われつつあります。

 私たちは、学校が地域の中心となり、学校・父母・市民が手を結び、学校の諸活動が行われることによって、さまざまな可能性を持つ子どもたちが夢と希望を持って生き生きと生活し、成長できる場であってほしいと願っています。

 民主教育をすすめる与野・市民会議は、学校が本来の機能を発揮し、全ての子どもたちと教職員が希望を持って日々努力できるようにするために、活動を続けます。

 以上決議します。

2013年6月16日
                      2013年度民主教育をすすめる与野・市民会議総会 
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民主教育をすすめる与野・市民会議

Author:民主教育をすすめる与野・市民会議
この会は、子どもの人権を大切にしその可能性をのばすために、 父母・教職員・市民の共同の力で子どもたちの未来をきりひらく
教育・文化を発展させることをめざします。

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